エンジニアコラム

itou-kouichi 伊藤 浩一

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直流電源なるほどガッテン(2)

2017.03.06

直流電源なるほどガッテン(2)

バイポーラ電源を使わない極性切替え電源システム

直流電源の「裏ワザ的な手法」や「豆知識」をご紹介する「直流電源なるほどガッテン」、その2回目です。よろしくお願いいたします。

さて、エンジニアコラムでの登場が多い、高速動作や多機能を特長とするインテリジェント・バイポーラ電源PBZシリーズ(写真1)。しかし高性能、高機能であるがゆえの欠点(?)が価格です。「PBZシリーズが良い製品なのはわかるけど、予算が・・・」というお客様の声は正直少なくありません。当社が扱う専門機器は、求められる仕様、機能を可能な限り盛り込んだ形に製品を仕立てたいと思う一方で、民生品ほどの販売数を見込むことができないため、規模の経済性(量産効果)といった恩恵を享受することが非常に困難です。

だからと言って、高額な高付加価値商品を、ただ無理強いするというのも企業姿勢として問題がないとは言えず、お客様の用途や試験精度をお伺いして、他の製品を使った次善案、代替案のご提案もさせていただいております。
今回は、そのような次善案、代替案の事例として、「電流センサーの極性切り替え試験をしたいのですが、PBZシリーズを買う予算がありません。他に方法はないでしょうか?」という相談をお受した際に、提案させていただいた、簡易的な極性切替え電源システムのご紹介です。
この極性切替え電源システムは10V/±100Aを想定したものです。この仕様を満たす大容量モデル(PBZ SRシリーズ)の標準価格は税込みで約450万円ですが、代替案の極性切替え電源システムはその半額以下になります。
もちろん実際の動作や操作にはいくつかの条件が付きますが、条件が合えばお得なシステムではないかと思います。

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