エンジニアコラム

矢島 芳昭 矢島 芳昭

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計測トラブルバスター(2)後編

2017.07.10

計測トラブルバスターY氏の事件簿(2:後編)

Mission2:電源と通信ができない!

こんにちは!「計測トラブルバスターY氏の事件簿」の2回目〜後編になります。
お題は「電源と通信ができない!」。前編〜中編に渡り準備と設定をおこない、この後編ではコマンドを送って実際に電源を制御します。いよいよです。頑張っていきましょう!

コマンドを打つ準備

中編で起動していた「KI-VISA Instrument Explorer」の画面からの続きです(写真1)。

写真1

この画面の右上にある「Open VISA Session」をクリックしてみてください。すると(写真2)の画面になりますので、そのまま「WrinteString」タブをクリックしてください。

後編_写真2写真2

「String To Write」というフィールドがコマンド入力の場所です(写真3)。

後編_写真3写真3

コマンドのあとに謎の呪文?

*IDN?のあとに\nという文字があります。

これが「コマンドデリミタ」という、命令の区切りを示すためのLF(ASCIIコードの0x0A)を送るための呪文(=エスケープシーケンス)です。
キーボードで¥(円マーク)nと打てば、画面上では\nと表示されます。ちなみに「\」は「バックスラッシュ」と読みます。

この呪文がないと、電源や計測器はコマンドの末尾がわからず動作できません。
「コマンドを正しく送っているのに動かない。故障ではないか?」という問い合わせはこのデリミタを正しく送っていないケースが非常に多いです。
古い製品ではまれにCR+LFがデリミタになっているケースがあります。
この場合は\r\n(キーボードからは¥r¥n)とすればCR+LFが送出されます。

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