エンジニアコラム

sakata_300 坂田 悟

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ISO20934最新情報

2019.02.27

ISO20934最新情報

自動車用ヒューズ遮断容量試験規格への対応

ソリューションノートにて「自動車用ヒューズ溶断試験ソリューション」を紹介させて頂きました坂田です。今回は、自動車用ヒューズについて、規格改版の動きが最近ありましたので、その情報をご提供したいと思います。

ISO20934規格がPRFに

その規格とは、2018年5月時点で草案となっていた

ISO/DIS 20934
Road vehicles — Fuse-links with axial terminals for use in 48V networks —
Types SF36-48V, SF51-48V and SF56-48V

というものです。

ISO 8820をベースとして作成されており、適応範囲は次のように記載されています。

ISO 20934は、公称電圧がDC48V の路上走行車における定格電圧DC70V 、定格電流30A〜500A、および電気系統での使用を意図した2500Aの遮断容量を持つヒューズリンクに適用できます。

そして現在(2019年2月)、下記のような状況にあります。まだ草案ですが、ISO/DISからISO/PRFと一段階進んでいます。

ISO/PRF 20934
Road vehicles – Fuse-links with axial terminals for use in 48V networks –
Types SF36-70V, SF51-70V and SF56-70V

なお参考までに、ISO規格制定は下記のような手続きで進みます。

(PWI→)NP → AWI → WD(→CD)→ DIS → FDIS又はPRF → ISO規格(PAS、TR、TS、R)

PRFの次は、ISO規格として発効となります。

定電流モードでの電子負荷の使用が許可されない!

この規格では、ヒューズに関する多くのことが規定されていますが、私が注目したところは、
遮断容量(Breaking capacity)にあります。試験内容の記述の中に

The usage of an electronic load in constant-current mode is not permitted.
(定電流モードでの電子負荷の使用は許可されていません。)

という一文がありました。これは困りました・・・。ソリューションノートの「自動車用ヒューズ溶断試験ソリューション」では、電子負荷装置における定電流モードの正確な電流スルーレート設定を前面に出して紹介しているのです。

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