エンジニアコラム

dohata01_300 土畑 勤

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無茶振り上等

2019.04.08

無茶振り上等

特注品は毎回が「初戦」

ソリューションノートにて「電源リップル重畳試験システム」を紹介させて頂きました土畑です。この記事の掲載は、もう2年以上も前のことになります。この2年間で色々な経験をさせていただき、多少なりとも私自身もスキルアップしているものと自負しております。

そこでこのコラムでは、私も含めた「キクスイ特注部隊」の現場対応能力についてのエピソードを、ご紹介したいと思います。それは、かなり高額で複雑なシステムの納品直前に掛かってきた一本の電話から始まります。

入力電源が急遽変更に

電話の相手は弊社の担当営業マンです。

「来週納品のシステムの件で相談があります。動作させるために必要な入力電源は、単相100Vと三相200Vの2種類となっていましたが、お客様の方で単相100Vのみでお願いしたいとのことです。納期最優先です。無理は承知の上です、できる限りのお手伝いをしますので対処願います。」

さぁ、大変です。まずは上司に相談です。「本当に対応できるのかどうか、何をどうすればいいのか必要事項を抽出しなさい」と指示が出ました。

さっそく、現在着手中の仕事を一旦止めて検討開始です。現状三相200Vで動作しているものは2台の電源装置になります。そしてその電源装置は両方とも外部信号によって制御されています。
代替用の単相100Vで動作する電源ですが、入力電圧が小さいため出力容量が小さくなってしまいます。従って小さい出力容量の電源装置を複数台使って並列運転する構成にし、容量アップすることが必要です。さらに外部信号で制御できる機能を持っていなければなりません。またラックに収納するので、外形寸法も重要なファクターになります。

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