エンジニアコラム

宮田 宮田 将喜

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20200106

2020.01.06

二次電池の耐電圧・絶縁抵抗試験について

高電圧双方向定電流回路のキーパーツは何か?

こんにちは。ソリューション開発課の宮田です。3回目の執筆となりました。本コラムでは、特注製品開発における経験談の一つをお話しします。よろしくお願いいたします。

本製品は安全関連試験機器「TOSシリーズ」を改造した特注品です。内容は、直流のみの耐電圧試験、絶縁抵抗試験の2つの試験に特化したローコスト製品です。またこの特注品の特筆すべきは、被試験物が二次電池ということでした。二次電池の試験は一般の家電品などと違い、蓄えられた電気エネルギーが試験用ケーブルを通じて試験器に供給されることが想定できます。したがってそのエネルギー量によっては試験器の故障・破損につながる恐れがあるのです。

被試験物(二次電池)の短絡保護が必要

二次電池を被試験物とした場合に、接続や設定によって被試験物から本製品へ過電流が流れ込み被試験物を短絡することがあります(図1)。

(図1)特注TOSのLOW側ケーブルとグランドにより被試験物が短絡

(図1)特注TOSのLOW側ケーブルとグランドにより被試験物が短絡

この過電流を検出し電流を制限する保護回路を設計することが重要なポイントです(図2)。

(図2)特注TOSのLOW側内部に保護回路を挿入

(図2)特注TOSのLOW側内部に保護回路を挿入

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