スタッフルーム

キクスイマグ編集担当がイチ押しの記事や、身辺雑記などを不定期にお伝えするページです。
菊水のエンジニアや社員が取り組んでいる面白い話題なども折に触れてご紹介。
キクスイマグのナビゲーターとしてお楽しみください。

ピンチはチャンス2019.05.07

こんにちは。藤川@キクスイマグ中の人、です。
史上初の大型連休(10連休)が終わりました。皆さんはいかがでしたでしょうか?
たっぷり10日間休めた人、そうでなかった人、様々かと思います。

私は、10日もあるので、その間に重要ミッション(?)であるロビーの飾り物を製作しようかと意気込みましたが、材料は入手したものの手がつかず(意気込んだ結果「あるある」ですね・・・)。今日(5月7日)を迎えてしまいました。しかしこのままだとロビーに何もないことになり、各方面から苦情、遺憾の声(というほどのことではないけれど)が出そうです。そこで考えました。黎明期のWebサイトに、「工事中」という白紙のページがよくありました。当時それはそれで(演出として)面白かったわけです。工事中ならばリアルでもそれは「アリ」ではないか。

つまり、準備中(未完成)も演出次第で面白く見せることができるんじゃないかと。ということで工事用保安機材のミニチュアを用意しました。リアルでは無味乾燥な立て看板やオレンジコーンが、ミニチュアになったとたん、なんとも可愛らしいオブジェになるのは面白いところです。これでしばらくの間の時間稼ぎができそうです。(不利な)状況を逆手に取ることで、別の切り口のアイデアを生む。ピンチはチャンスです。

ちなみにこれはプラモデルの老舗「ハセガワ」の製品です。もともとはフィギュア用アクセサリーとして売られているものですが、立て看板の文字を「離席中。探さないでください。」などとアレンジして遊ぶことができそうですよ。

ビバ!フリマアプリ2019.01.31

こんにちは。藤川@キクスイマグ中の人、です。
去年からマイブームになって続いているのが「フリマアプリ」での不用品販売。メルカリですね。個人間売買のマッチングサービスとしては、ネットオークション(ヤフオク等)があります。私も何度か使ったことがありますが、落札するまでの面倒くささは正直否定できません。それに対してフリマでの出品はかなり簡単な印象。しかも古本屋やリサイクルショップよりもかなり高くなる。実際、買取店では(ほとんど新品なのに)二束三文の査定だった靴が高額で売れたことも(500円→4800円!)。買取店の場合、運営経費があるので、仕入れ(買取額)を厳しく見ざるをえないことは理解できますが、それにしてもこの差額はいったい何なんだ、とは思ってしまいます。
買取店の場合は買い叩かれますが「即金」が魅力です。一方フリマの場合、高売価を見込めますが買い手がつく保証はない。しかし私的には、換金を急がず手間暇を厭わないのであればフリマが断然おすすめです。

フリマを何回か(特に売り手を)経験すると、だんだんと商売をしているような感覚が芽生えてきます。出品にあたっては商品説明文を工夫したり、他の出品を見て妥当な価格を考える。売れた時には買い手にお礼のメールを送る。出荷にあたっては、破損防止はもちろん買い手に不快がないようなキレイな梱包を心がけたりと、さながら小さなネットショップをやっているような様です。
そして高額を見込んだ品が思うように売れなかったり、逆に、古いデジタルガジェットが言い値であっという間に売れたりするのを経験するうちに、物の価値の見方がだんだんと変わってきました。新品を買う時、いままでなら「安くていいもの」が問答無用の判断基準でしたが、リセールが見込めそうなら「高くてもOK」と思うようになってきました。またリセールを意識しているので、物の扱いも(以前からそう乱暴ではないけれど)より丁寧に。もちろん使うにあたって神経質になりすぎるのは考えものなので、そこは程度問題ですが。メルカリ

いままで「物を買う=所有物」と、なんの疑問もなく思っていました。しかしこういった循環が生まれてくると「それは一時的に私のところにあるだけで、いつか他の誰かのところに行く物」という「共有物」的な感覚になってきたのは面白いところです。道徳として「物は大事にしましょう」と教えられるわけですが、その理由は案外ぼーっとしていたりします。「作った人に失礼」とか、「資源は有限だから」といった、切実さがいまひとつ湧きにくい事柄を物の価値と結びつけて説明するかと思います。しかし「いつか他の誰かのところに行くもの(状態がいい方が高く売れる)」と思うと、大事の意味合いが「道徳」ではなく「実利」に変わります。少々いやらしい気がしないでもありませんが、結果的に物が大事にされ、さらにリユースも盛んになるわけで、悪いことではないかと。

また、昨今副業解禁が話題になっていますが、フリマはその練習にもいいですよね。けして儲かりはしませんが、先に書いたように「ネットショップごっこ」をすることで、他人様からお金をいただいて何かをする、つまり「商売」のシミュレーションができるわけです。そういった実体験を通じて、自分の向き不向きがわかったりします。なんでも細々自分やるのは面倒だな、と思うなら雇われ人のままのほうがいいかもしれません。大変だけど面白い!と思えるなら商才ありではないでしょうか。

なので、まだフリマアプリ未体験であれば、ぜひチャレンジしてみてください。
スマホさえあれば始められますし、イマイチなら使わなければいいだけですから。

年末・年始休業のお知らせ2018.12.13

平素は菊水電子工業株式会社をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。当社の年末・年始休業を下記にご案内申し上げます。休業にともない、大変ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

休業期間:2018年12月29日(土)〜2019年1月6日(日)

 

菊水電子工業株式会社

泰然自若2018.12.11

こんにちは。藤川@キクスイマグ中の人、です。
申し上げるまでもなく、当サイトの更新が超スローダウンしておりますが、まだ死んでません(爆)。物事には緩急があります。長い人生こういう時もある、と「泰然自若(たいぜんじじゃく)」に構えるのが吉です。

まもなく平成が終わります。私がキクスイに入社したのが昭和63年、つまり平成前夜なので、平成の30年間はイコール自分の社歴となります。そう、もう30年もいるんですよ・・・にわかに信じ難いですが。昭和から平成に変わる当時は「バブル崩壊」が重なり結構大変な時代でした。

そもそもは入社10年くらいでお暇しようかと(密かに)思っていたのですが、入社10年後に今度はITバブル崩壊(第3次平成不況)が起きました。そこで退社するのは土砂降りの中を彷徨うようなものです。なのでその熱りが冷めるのを待ち「ではそろそろ」と思った頃、今度は「リーマンショック」。なにか計ったように10年毎に不況期が重なり、タイミングを逃してきました。そして2018年はリーマンから10年・・・

ロビークリスマスオブジェそういった自分的歴史観からすると、今年から来年は「当たり年」になるわけです。日銀短観などの景況感を見ると、かなりキナ臭い。だからといって個人レベルでできることには限界があるので、可能な備えはして、あとは粛々とおこなうべきを成すのみです。まさに泰然自若といきたいものです。

さて、写真は当社ロビーで、平成最後のクリスマスを飾るサンタさんとトナカイです。サンタクロースは1600歳という説をネットで見たことがあります。モデルとなった「セント・ニコラス」という人物が4世紀に実在したことを起点にすればそうなるのでしょう。1600年もの間、人類の愚行を見続けていれば、ちょっとやそっとのことでは驚くこともなくなるかもしれません。そういった意味では、サンタクロースは単なるやさしいおじいさんではなく、泰然自若の象徴なのかもしれませんねえ。

 

戦略的手抜きのすすめ2018.10.02

こんにちは。藤川@キクスイマグ中の人、です。
子供のころ、その意味はわかっても実感が湧かなかった事柄に「時間の経過」があります。
「光陰矢の如し」とは、まさに的を得た比喩だなと、最近しみじみと思います。矢は早く飛び去るとともに、いったん放たれた矢が手元に戻ることは(原則的に)ない。なので、時を無為に送るものではないという戒めにもなっているわけです。

某国営放送の朝ドラ「半分、青い。」が9月に終わりました。私は結構楽しめましたが、視聴者の評価は賛否両論だったようです。脚本が雑すぎる、展開が早すぎて没入できないという意見もあったようです、しかし主人公の40年分の人生を半年で描くわけですから、ストーリーの濃淡は当然あることですし、全部丁寧に描いたら話が終わらない上に、(今回の主人公は偉人ではなく普通の人です)かなり退屈な話になるでしょう。

これは書評に似ています。Amazon等のブックレビューを眺めていると、酷評を目にすることがあります。内容を見ると、構成が悪いとか、論旨展開が飛躍しすぎ、エビデンスが薄いなど、著者の主張がどうのではなく(そこを非難するものもありますが)、書籍というパッケージングの優劣を評価するようなコメントが多いように感じます。たしかに書籍も「商品」なので、その完成度を問うという論考はありえますが、なんともそれは「全方位で100点を目指すべき(それは正しい)」という、いかにも日本人的な価値観だなと感じます。
同時にそれは日本人の自縛であり、この国にある閉塞感の一因であるようにも思います。

話を戻すと・・・時間は過ぎ去るのが早いのだから、怠惰に生きるなという箴言は正鵠を射ています。なので寸暇を惜しんで精進という人は少なくないでしょう。しかしそういう御仁に限って「時間は有限である」という認識が薄い。昔「24時間戦えますか」という宣伝コピーがありましたが、それは人間だったら不可能です。でも「24時間戦える(人間業 ではない)」ことが前提であるかのような、物事の進め方や考え方が、あちこちにあるかにように、私には思えるのです。

HalloWeen2018ということで、当社本社ロビーの10月のテーマ(飾り)は昨年のお下がり+αです(笑)。
ミソは「+α」ですね。全く同じじゃつまらない。しかし全部取り替えるほどでもないし時間もない。ならば「ひと手間」加えてしのいでしまうのはアリです。これを「戦略的手抜き」といいます。単なる手抜きはいただけませんが、戦略的手抜きは、勘所をおさえての作業最適化ということ。

時間が足りないのは皆同じ。だからといって根性論は論外。
これから重要なのは「戦略的手抜き」です。重要な部分を見極めて、あとは潔く捨てる。それができないままだと、死ぬまで自分の人生を生きることはできないでしょう。
そうは思いませんか?

 

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