ソリューションノート

航空電子機器

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航空電子機器EMC試験システム

2017.02.01

アビオニクス評価ソリューション

航空電子機器用EMC試験システム

航空機特有の電源系統における電圧変動試験で 信頼と安全確保に一役

渡邊 聡

ソリューション開発部
ソリューション推進課
課長代理
渡邊 聡

高機能をシンプルに使いこなせます

自律完結

航空機電源の概要を教えてください

<渡邊>航空機というのはエンジンの推力や油圧で制御される機械的構造物ですが、同時に多数の電気・電子機器が積まれた巨大な電子装置でもあります。さらに、飛んでいる間は外から電気をもらうわけにはゆきませんので一機の中で発電から消費までが賄われる自律完結型の独自の電気世界を構成しており、系統も何種類もあってそれらが混在しています。
具体的な系統構成は機種によって異なりますが、メインエンジンに連結した発電機を源とするACラインと通信機器や機内のエンターテイメントシステム用に変換されたDCラインとが骨格を成しています。
ACはフラップの出し入れや車輪の格納などに使われたりし、周波数は400Hzが主で380〜800Hzなど可変周波数のものもあります。DCの電圧は14V系などもありますが28Vが主です。近年では機器の軽量化を図るために270Vといった高圧のDCラインを持った航空機もあります。当然ながらDCはバッテリーバックアップされると同時に非常用にDC発電機を持つことも一般的です。
いっぽうで、駐機時には地上から電源を得たり、万一に備えて系統の相互変換や保護協調機能を持たせたりなど全体として冗長性を持ったシステムを構成しています。

ソリューション事業部
営業推進部
部長
茂戸藤 寛

お客様とのコミュニケーションの中でシステムを育てていきたい

<茂戸藤>航空機の電源は特殊と言えば特殊、複雑と言えば複雑な世界なのですが、実は私共電源メーカからすると電圧的にも周波数的にも特別変わったものではなく、実は通常の守備範囲なんです。
例えば、搭載機器のメーカが機器を開発・製造・評価する際には飛行機から電源をもらうわけにはゆきませんので、ローカルに航空機用の電源を得なければなりませんよね。ラボや工場内に航空機模擬の電源設備を必要とするわけです。実際、これまでにも航空機関連機器の開発や製造時用の電源として当社のACやDC電源をお使い頂いています。

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