ソリューションノート

自動車電装

0 0

車載電子機器用過渡サージ試験システム

2017.03.01

車載電子機器用過渡サージ試験システム

KES7700シリーズ

再現性の確保が難しい過渡サージ試験。
規格に忠実な波形作りで信頼性向上に挑む。

新垣 史朗

ソリューション開発部
システム技術課 主任
新垣 史朗

信頼のおけるテストであることが肝心です

誤動作は事故に直結

サージのテストは一般の電子機器でも行われています。

<新垣>元々、クルマは一般の電子機器に比べてEMC的に厳しい環境にあると言われています。伝導ノイズ、さらに過渡的なサージに限って考えても、クルマにはモータや電磁アクチュエータ、大電流が通るワイヤハーネスなどサージ発生源が多数存在します。同時にそれらはECUなどの電子機器と混在・隣接して置かれていて、サージに起因する電子回路の誤動作が発生しやすい環境です。さらに、近年ではクルマの電子化に伴ってサージトラブルの対象アイテムが増えました。クルマはサージを出す面でも受ける面でも極めて厳しい環境であると言えます。いっぽうで搭載機器の誤動作は即事故、人の命に関わりますから、サージに対する強力なイミュニティが求められます。

ソリューション開発部
ソリューション推進課 主任
後藤 義則

拡張性なども含めて吟味を重ねました

<後藤>測定・評価という立場から見た場合、ひとつ厄介なのは、クルマが多数の機能が複合的かつ独立分散して動く機能体であるという点です。一般の電子機器であれば、機器の設置場所ですとか動作のモードや順序がほぼ決まっているのでサージが起きる状態を予め想定、つまりシミュレーションテストしやすいんです。これに対してクルマは例えば、アクセルを踏み込んでいるときにワイパーがオンされるとか、エアコンが回り始めた直後にヘッドライトが点く、といった具合に動作の組み合わせが限りなく考えられるので、シミュレーションのパターンを絞り込むのが難しく、現実に適した試験や再現性に優れた測定が困難といった問題があります。

本サイトの閲覧には会員登録(無料)が必要です。

会員登録はこちら

×