ソリューションノート

自動車電装

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EV/PHVテストソリューション

2016.11.01

EV/PHVテストソリューション

REESS充電モードに対応したEMCテストシステム

EVやPHVの出現で新たに課せられた”充電状態にあるクルマのEMC(伝導エミッション/イミュニティ)テスト”をサポート

市川 正紀

ソリューション開発部
ソリューション開発課
主任
市川 正紀

クルマの世界では未経験 / 想定外だった測定に即応します。

EV/PHVのEMC評価に新たな課題

EV/PHVが現れてクルマはエコで便利な乗り物になりました。

<市川>EVやPHVの実用化に伴って自動車業界に”クルマへの充電”という新たな技術が持ち込まれました。EV/PHVに充電は欠かせません。同時にそれは、クルマが電子機器と同じに扱われることを意味します。充電状態にあるクルマは系統(家庭のACコンセントや配電盤)につながっているわけですから、形態としては家電品など一般の電気電子機器と同じになるからです。EMCの測定・評価についても然りで、車にも(充電状態においては)家電製品などと同じEMC(電磁的調和)能力が求められることになり、国際的な規格も制定されました。充電という新たな技術を導入したことで、自動車業界にも一般の電気電子機器と同様のEMC測定と評価技術の導入が課せられたわけです。

3すくみ

別世界かつ未経験の測定

具体的にはどのような規格への対応と技術導入を迫られているのですか。

<市川>充電に関するEMC規格はECEのRegulation No.10*1で規定されています。具体的にはRegulation No.10は第5版(ECE R10.05)まで発行されていて、車両のRESS充電モード*2での試験がECE R10.04で規定され、ECE R10.05ではESA*3の REESS充電モードでの試験が追加されています。つまり、4版で充電機能を持った車本体のEMCが規定され、5版ではそれらに搭載される電装品類についても規定が及ぶことに なって各メーカでは対応に追われています。

  1. ECE Regulation No. 10 (ECE R10)  路上での使用が意図された車両やそのような車両への取り付けが意図されたデバイスのEMC(電磁的両立性)に関する規則 ECE:国際連合欧州経済委員会
  2. REchargeable Energy Storage System  再充電可能エネルギー貯蔵システム ECE R10.04 ではRESSと呼称
  3. Electronic Sub-Assembly  電気/電子サブアセンブ

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