ソリューションノート

自動車電装

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2018.04.09

自動車電装系 テストソリューション

電装品テストの動向と対応戦略

欧州で進むLV148や124への対応要求が国内サプライヤに波及
テストシステムにも早急な対応が迫られる

ソリューション開発部
ソリューション開発課
千葉 祐樹

ニーズを捉えて素早い開発をしてゆきたい

世界戦略

欧州規格のLV124/148が話題になっていますね

<千葉>今日は自動車電装品の電圧変動試験について最近の動向と私共の対応状況についてお話ししたいと思います。
ご指摘のLV124/148はドイツを中心とした欧州の自動車メーカさん5社による電装品および車載電子機器に対する電源の試験規格です。LV124は12V系、LV148は48V系について定めていますが、基本的に12Vと48V混在の電気系システムを前提にしています。
自動車業界では従来からメーカ独自の試験要求、例えば電源変動試験で言えばオリジナルの変動パターンを定めてサプライヤに提示してきました。LV124/148は、VDA 320ですとか ISO16750-2などの公的な規格をベースにしてはいるものの、あくまでもメーカさん5社による独自でクローズドな試験規格です。電装品や車載電子機器のサプライヤさんはこの規格に則った品物の納入を義務づけられることになりますが、5社共通ですのでLV124/148に則ったものを作れば5社に提供できるのでメーカとサプライヤ双方にメリットがあります。

ソリューション開発部
ソリューション推進課
主任 チーフエキスパート
後藤 義則

外に出ることを惜しまないレスポンスの良さが大切

<後藤>私共は論評する立場では無いわけですけれども、実質的にはクルマの電圧系統をヨーロッパで標準化する流れの一環です。世間では、日本車のようなストロングハイブリッドではなく、マイルドハイブリッドを経てのEV化を選択した欧州自動車メーカの世界戦略によるものなどと評されていますよね。
兎にも角にも、欧州メーカは12Vと48V混在の電気系システムを選択し、LV124/148はそれを実現するために規格ができあがった。そして、新開発のクルマにどんどん採用されているのはみなさんご存じのとおりです。

<千葉>そう言う意味では日本はちょっと蚊帳の外みたいなところもあるんですが、日本のサプライヤさんや機器メーカさんの中には国内だけでなく欧州系自動車メーカさん向けの仕事をされているところもあります。そうしたサプライヤや機器メーカさんはLV124/148への対応、具体的にはLV124/148で定められた試験をクリアする製品の納入が求められることになってきました。もはや対岸の火事では済まない状況なんですね。
弊社は国内自動車メーカさん向けを中心に数多の電源変動試験システムを供給してきましたが、お話ししたような事情から、ここへ来て試験環境をLV148や124に対応させたいというお話しが増えています。

12V/48V混在システム

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