ソリューションノート

電波暗室・シールドルーム

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スマートセレクタ

2016.11.01

EMC測定サイトの電源系統切り換えソリューション

スマートセレクタ

時間と労力を要する結線作業を皆無に。
電源室から複数の試験室に供給する電源の出力先や配電方式(単相/単相3線/三相)をワンタッチで切り換え。

ソリューション開発部
ソリューション推進課
主任 チーフエキスパート
後藤 義則

お客様のご苦労を解消するお手伝いができました

測定サイトの電源事情 1

AC電源機器のEMC測定では供給電源にも細かな規定があります

<後藤>複数の電波暗室やシールドルームを保有するEMCテストサイトや試験所では、被試験機器に対して信頼性の高い電源供給が求められるため、系統(商用電源)からの電力を交流安定化電源でピュアな電力に変換して機器に供給しています。一方、試験対象となる機器は多様化しており消費電力が大きい大型機器への対応も必須となっていまして、近年では50kVAクラスの大容量電源を備える例が多く見られるようになりました。ちなみに多くの場合、電源は電波暗室の中ではなく地下などの外部に電源室を設けて設置され、そこから各暗室に配電・供給されます。
ところで、各暗室に供給する電源は、被試験体に供給するためのものですから、相形式(配電方式)や電力など必要な電源仕様は試験対象毎に異なることになります。暗室毎に要求電圧や相数が異なる場合もあれば、ひとつの部屋に複数の系統を引き込むこともあります。同じ部屋の系統でも、試験の度に電圧や相形式を変えなければならないこともあるんです。

スマートセレクタ

<松田>サイトとしては利用するお客様の要求に合わせて供給電源を準備しなければなりませんから、安定化電源も部屋(系統)の数だけ想定される使用の数だけ用意したいところですが、全ての仕様を満たす数の電源を用意するのは現実的ではありません。
その一方で、サイト全体から見ると各部屋の電源を一斉に稼働させなければならないというチャンスはまれであるという事実があります。つまり、ある時点における電源の供給先は一箇所であることが多いんです。そこで、多くのサイトでは電源室には要求最大容量を満たす安定化電源を1システム設けて、各部屋(各系統)に切り替えて供給することで設備の利用効率を高めるようにしている例が多くなっています。

松田 寛司

ソリューション開発部
システム技術課
松田 寛司

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